30代未経験からWebマーケティング職へ転職した方法|82社応募の実体験

保険業務から学習を経てWebマーケティング職へ転職する30代男性 30代未経験転職
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「30代から未経験でWebマーケティング職に転職できるのか」「スクールに通えば本当に内定できるのか」と不安に感じていませんか。

私は30歳で転職活動を始め、一度は内定が出ずに中断しました。その後、Webマーケティングスクールで学び直し、合計82社へ応募。約2年かけて、33歳でWeb広告代理店の広告運用コンサルタントに転職しました。

先に結論です。
30代未経験でもWebマーケティング職への転職は可能です。ただし、「スクールに通った」だけでは足りません。これまでの経験を棚卸しし、Webマーケティングで再現できる強みに変換して伝えることが重要でした。

私が30代未経験からWebマーケティング職へ転職するまで

私の転職前の経歴は、Webとはほぼ無関係でした。

  • 1社目:損害保険会社で保険金の査定・支払業務を6年半
  • 2社目:SES企業で人事・研修担当を2年
  • 30歳:Webマーケティング職への転職活動を開始
  • 内定が出ず、いったん活動を中断
  • 2023年9月〜12月:WorXのマーケティングクラスで週7時間ほど学習
  • 再び転職活動を行い、33歳でWeb広告代理店へ入社
自己分析、スクール学習、求人応募、内定までの4段階を示す転職ロードマップ

転職後は、不動産・EC・エンタメ・法人向け人材サービスなどの広告運用を担当しました。クライアントとの打ち合わせ、広告の入稿・運用、レポート作成、CPA・CPCを見ながらの改善提案まで一通り経験しています。

現在は事業会社のWebマーケティング担当として、広告運用に加えてバナー・LPの制作ディレクション、SNS、LINEの導入にも携わっています。

82社応募して分かった、未経験転職の厳しさ

私の選考結果は次のとおりです。

選考段階社数
応募82社
書類通過16社
一次面接通過5社
二次面接通過2社
内定1社

書類通過率は約2割です。落ちるたびに「自分には無理なのでは」と感じました。特に30代の未経験採用では、若さやポテンシャルだけでなく、入社後に早く戦力になれる根拠を求められます。

詳しい書類選考対策は、30代未経験転職で書類選考に通らない人へ|82社応募して分かった7つの対策にまとめています。

30代未経験でWebマーケティング企画職を狙う前に確認したい仕事内容

「Webマーケティング企画」と書かれた求人でも、担当する仕事は会社によって異なります。応募前に仕事内容を分けて見ると、自分の経験を生かしやすい入口を選びやすくなります。

職種・領域主な仕事未経験者が確認したい点
広告運用配信設計、入稿、数値分析、改善提案数字を見る力や顧客対応の経験を生かせるか
SEO・コンテンツ企画キーワード調査、記事企画、サイト改善文章作成や情報整理の実績を示せるか
SNS・CRMSNS、LINE、メールの企画・運用・分析ユーザー理解と継続的な改善を説明できるか
制作ディレクションLPやバナーの要件整理、進行管理関係者との調整やタスク管理の経験を生かせるか

私は、保険金査定で数字と事実を確認してきた経験や、人事で関係者と調整してきた経験を生かしやすいと考え、まず広告運用を入口にしました。転職後に広告運用と改善提案を経験し、現在は制作ディレクション、SNS、LINEの導入準備まで担当範囲を広げています。

最初からWebマーケティング全般を目指すより、求人10件ほどを読み、自分の経験と重なる領域を1つ決める方が、学ぶ内容と応募先を絞りやすくなります。

学び方を迷っている方は、30代未経験のWebマーケ転職にスクールは必要か、実際の受講内容はWorXマーケティングクラスの受講レビューも参考にしてください。応募経路の実体験はdoda経由で内定した体験談にまとめています。

実際に行った5つのステップ

1. Webマーケティングの仕事を細かく分けた

最初は「Webマーケティング」という言葉を広く捉えすぎていました。しかし、求人を読むと仕事内容は広告運用、SEO、SNS、CRM、アクセス解析、制作ディレクションなどさまざまです。

未経験からすべてを狙うのではなく、私は数値を見て改善することや顧客対応の経験を生かしやすい広告運用を入口にしました。入口を具体化したことで、学ぶ内容と応募先が明確になりました。

2. 過去の経験を「転用できるスキル」に言い換えた

未経験転職でも、社会人経験までゼロになるわけではありません。職種名ではなく、仕事で使ってきた能力を分解しました。

過去の経験Webマーケティングでの生かし方
保険金査定で事実と数字を確認広告データの分析、仮説検証
損保時代の利害関係者との交渉業務クライアント対応、制作進行
人事として研修を設計・実施クライアントへの初期の配信設計
複数案件の進捗管理広告配信やタスクの管理

「未経験なので何もできません」ではなく、「業界は未経験ですが、この経験は入社後にも再現できます」と伝える形に変えました。

3. スクールを“内定保証”ではなく基礎固めに使った

私はWorXのマーケティングスクールに約4か月通い、週7時間ほど学習しました。リスキリング制度を活用でき、広告運用やマーケティング戦略の基礎を体系的に学べた点は良かったです。

一方で、スクール経由で応募したからといって、書類通過率が大きく上がった実感はありませんでした。スクールは知識を得る場所であり、通った事実だけで採用されるものではない、というのが率直な感想です。

4. 応募と改善を同時に進めた

知識が完璧になるまで待つのではなく、求人へ応募しながら職務経歴書と面接回答を改善しました。書類で落ちるなら冒頭の要約や志望動機を見直し、面接で答えに詰まった質問はその日のうちに書き直しました。

応募82社という数字だけを見ると多く感じますが、未経験採用は企業との相性もあります。落ちた回数を数えるより、通過率を少しずつ上げる運用だと考えた方が続けやすかったです。

5. 転職サービスは役割で使い分けた

私は転職サイト、エージェント、スカウトサービスを幅広く使いました。3社目の内定はdodaの求人から、4社目は「ミドルの転職」のスカウトから得ています。

未経験転職では求人数の多い転職サイトを軸にし、書類の添削や業界情報を得たいときに専門エージェントを補助的に使うのが現実的でした。サービスごとの違いは、転職サイト・エージェント・スカウトはどれがおすすめ?3回転職した30代の実体験比較でも解説しています。

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面接では「なぜ今なのか」まで一貫して伝えた

顧客対応や数値分析などの経験をWebマーケティングに結び付けて説明する面接

面接では、単に「Webマーケティングに興味があります」では弱いと感じました。私が意識した流れは次の4点です。

  1. これまでの仕事で感じた課題
  2. なぜWebマーケティングを選んだのか
  3. 転職のために実際に行った学習・行動
  4. 過去の経験を入社後にどう生かすか

回答の例
保険金査定や人事の仕事を通じて、数字と事実を整理し、相手に合わせて説明する経験を積みました。今後は業界に限定されにくいスキルを身につけたいと考え、広告運用とマーケティング戦略を学びました。未経験ではありますが、顧客対応と数値分析の経験を生かし、改善提案まで担える人材を目指します。

大切なのは、きれいな言葉よりも、実際に行動した事実です。私の場合はスクール受講、82社への応募、応募書類の改善という行動が、志望度の裏付けになりました。

今振り返ると、先にやればよかったこと

  • 応募職種をもっと早く絞る:広告運用を入口にすると決めるまで時間がかかりました。
  • 実務に近いアウトプットを作る:架空の広告改善案やレポートがあれば、理解度を示しやすくなります。
  • 希望条件に優先順位をつける:未経験転職では、年収・仕事内容・働き方をすべて満たす求人は多くありません。
  • 活動期限を決める:長期化すると気持ちが消耗するため、3か月ごとに方針を見直すべきでした。

30代未経験転職で、まず取り組むこと

まずは求人を10件ほど読み、共通して求められている仕事とスキルを書き出してください。そのうえで、自分の経験と重なる部分、不足している部分を分けます。

  1. 興味のあるWebマーケティング職を1つ選ぶ
  2. 求人10件から必須スキルを抽出する
  3. 過去の経験で代替できるスキルを3つ挙げる
  4. 不足分を学びながら応募する
  5. 選考結果を記録して改善する

30代未経験の転職は、簡単ではありません。ただ、私自身が82社の選考を経て転職できたように、職種を絞り、過去の経験をつなぎ、行動を改善し続ければ可能性はあります。

※本記事は筆者個人の転職経験に基づく内容です。選考結果やサービスの利用条件は、経歴・時期・企業によって異なります。

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