30代で未経験からWebマーケティング職を目指していた私は、2023年9月から12月までWorX(ワークス)のマーケティングクラスを受講しました。結論から言うと、広告運用やマーケティング戦略の基礎を体系的に学べた点は良かったです。一方で、WorX経由の応募で書類通過率が大きく上がった実感はなく、最終的な内定はdodaの転職サイト経由でした。
この記事では、実際に約3か月、週7時間ほど学習した私が、良かった点・期待外れだった点・向いている人・注意点を率直にまとめます。スクールを使えば転職できる、と断定する記事ではありません。受講を検討する際の判断材料として読んでください。
私が受講したWorXマーケティングクラスの概要
| 項目 | 私の受講内容 |
|---|---|
| 受講時期 | 2023年9月〜12月 |
| クラス | マーケティングクラス |
| 学習時間 | 週あたり約7時間 |
| 転職支援 | 求人紹介を受けた |
| 転職結果 | WorX経由では内定に至らず、doda経由で内定 |
当時の私は、SES企業で人事・研修担当として働いた後、Webマーケティング職への未経験転職を目指していました。30歳で転職活動を始めたものの内定が出ず、一度中断。そこで、知識と選考材料を増やすためにスクールへ通い、再び転職活動を始めました。

WorXを受講して良かった3つの点
1. マーケティングの基礎を順序立てて学べた
私が特に役立ったと感じたのは、広告運用やマーケティング戦略などの基礎です。独学では「何から学べばよいか」を整理するだけでも時間がかかりますが、カリキュラムに沿って進めることで、未経験者が押さえるべき考え方を順序立てて学べました。
現在の公式サイトでも、マーケティング施策、LP、広告出稿、マーケティングトレースなどの学習内容が案内されています。ただし、カリキュラムは更新される可能性があるため、現在の内容はWorX公式のクラス紹介で確認してください。
2. 働きながら学習時間を確保できた
私は週7時間ほど学習に使いました。平日の仕事と並行する必要があるため楽ではありませんでしたが、期間を区切って取り組めたことで、転職活動を再開するきっかけになりました。
「スクールに入れば自然に勉強できる」というより、仕事の前後や休日に学習枠を確保できる人ほど活用しやすいと思います。申込み前に、毎週どのくらい時間を使えるかを具体的に見積もるのがおすすめです。
3. リスキリング支援を活用できた
私が受講した際は、リスキリング制度を活用できた点も良かったです。現在もWorXは、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象サービスとして案内されています。
ただし、補助の割合・上限・対象条件・期間は変更される可能性があります。私は当時の正確な支払額を記録していないため、この記事では費用を断定しません。最新条件はWorXの補助制度案内と無料カウンセリングで必ず確認してください。
期待外れだった点:書類通過率は大きく変わらなかった
率直に言うと、WorX経由で応募しても、私の場合は書類通過率が大きく改善した実感はありませんでした。スクールで学んだことと、企業が未経験者に求める経験の間にはギャップがあります。
私の3回目の転職活動は約2年に及び、応募82社、書類通過16社、一次面接通過5社、二次面接通過2社、内定1社でした。スクール受講だけで選考が急に楽になるわけではなく、応募先の選び方、職務経歴書、面接準備まで含めた改善が必要でした。
最終的にWeb広告代理店から内定を得た経路は、WorXの紹介求人ではなくdodaの転職サイトです。WorXの学習が無意味だったわけではありませんが、学習サービスと応募経路は分けて考えた方がよい、というのが私の結論です。

現在のWorXは私の受講当時と同じとは限らない
ここまでの体験は2023年9月〜12月のものです。2026年8月22日に公式サイトを確認したところ、現在のWorXは、キャリア相談・リスキリング・転職支援を組み合わせたサービスとして案内されています。また、公式案内では3か月・200時間のプログラムや、複数職種のクラス、求人紹介が示されています。
サービス内容、料金、補助条件、求人件数は変わり得ます。この記事の体験談と、現在の公式条件は同じものとして扱わず、申込み前にWorX公式サービスページで最新情報を確認してください。
WorXが向いている人・向かない人
| 向いている人 | 向かない可能性がある人 |
|---|---|
| 未経験職種へ向けて基礎を体系的に学びたい | 受講だけで内定できると思っている |
| 働きながら毎週の学習時間を確保できる | 学習時間をほとんど取れない |
| キャリア相談と転職支援も一緒に受けたい | 応募求人や転職経路を1社に絞りたい |
| 補助制度の条件を確認して判断できる | 費用や契約条件を確認せず申し込みたい |
私は、WorXだけに応募経路を限定しなかったことが結果的に良かったと考えています。スクールは学習と自己整理の手段、転職サイト・エージェント・スカウトは求人との接点、と役割を分けると判断しやすくなります。
受講前に確認したい5つのこと
- 目指す職種と、クラスの学習内容が合っているか
- 仕事と両立しながら週の学習時間を確保できるか
- 現在の料金、補助条件、支払い条件を理解したか
- 求人紹介の対象職種や勤務地が希望と合うか
- WorX以外の応募経路も併用するか
特に5つ目は重要です。私自身、内定はdoda経由でした。学習した内容を活かしつつ、複数の応募経路を持っておく方が、求人の選択肢を広げられます。
まとめ:学習には役立ったが、転職成功を保証するものではない
WorXのマーケティングクラスは、私にとってWebマーケティングの基礎を学び、転職活動を再開するきっかけになりました。一方で、WorX経由の応募で書類通過率が大きく改善したわけではなく、内定も別の経路でした。
そのため、WorXを「入れば転職できる場所」ではなく、学習・キャリア整理・転職支援をまとめて使える選択肢のひとつとして比較するのが現実的です。無料カウンセリングを受ける場合も、希望職種、学習時間、費用条件、紹介求人を確認してから判断してください。

